引越しを楽にするための整理収納

『引っ越しを機に今度こそ家をきれいに片付けよう!!』
こんな思いで引っ越しに挑んだことがある方、多いのではないでしょうか?

家を片付けるタイミングですべての持ちモノを見直し箱詰め、その後、新しい家に持ち込む。
引っ越し後から何だか片付きそうな予感がしてきます。

引っ越しは片付けに良いタイミングです。

荷造りをしながら、こんなモノまだあったんだぁ。
途中、学生時代のプリクラや、卒業アルバム。
我が子が新生児の時に着ていた産着。
ドサッと箱に詰めていたモノを眺めながら新しい生活に胸が高鳴りますね。

さて、高鳴る気持ちとは裏腹に引っ越しを機に家の中の片付けがうまくいきそうで
結果、うまくいかなかった方も多いのではないでしょうか?

うまくいかなかったからと言って自分には片付ける能力がないと落ち込まないでください。
それは片付けられなかったのではなく片付け方を間違っただけなのです。

今回は引っ越しを直前に控えたお客様からの依頼でした。

K様 5時間×スタッフ2名作業
作業箇所:リビング兼ダイニング・和室押入れ・物置にされている洋室
家族構成:保育園に通うお子さんが1人
○仕事で忙しく日々家を片付ける時間がない。
○引越しが決まり、この部屋の状態では荷造りが難しいと考え依頼。
○モノの捨て方が分らず溜まってしまったモノがたくさんある。

まず、誰の所有物かで分けます。
リビングは絵本と英語の本とおもちゃで溢れていました。
絵本の大半はお子様のモノではなく、実家から引き取った依頼者であるお母さんが小さい時に大切にしていたモノだということがわかりました。
それらはお子さんの年齢や好みに合わず埃を被り積み重ねられていました。
選んで分けていただき、手放す本たちを次から次にゴミに出すべく縛っていきます。

誰の所有なのかをはっきりさせて、年齢や好みに合わず『所有しているだけのモノ』は処分。
お客様の地域でのゴミの出し方も調べます。
残すか迷った場合は、そのモノの活かし方、保存の仕方を提案していきます。
また、お子さんが描いたり作ったりした絵や作品、お手紙なども保存の仕方を提案します。
K様はモノの一つ一つに思い出があるご様子でしたが、スタッフのひとりが横で一つ一つアドバイス。
すると中々進まなかったモノ選びスイッチがオン。次々にモノ選びが進み、作業がはかどりました。

部屋に散らかっている全てのモノたちを
誰のモノなのか、いつ使うのか、残したいのか、手放したいのか
お客様の意向をお聞きし、一緒に作業を進めていきます。

冒頭でも話しましたが、引っ越しは片付けに良いタイミングです。
だからこそ、この好機を逃してほしくないのです。
リビング・ラボは引っ越し前の整理収納で、あなたの新生活を応援したいと考えています。