整理収納あるある【靴下編】

整理収納アドバイザーのスタッフ・モリです。

お客様の家で整理収納作業中によく出くわすモノの中に
『靴下片方だけコレクション』があります。

皆さんも片方穴が開いてしまった靴下を捨て、もう片方を念のため取って置いていたりしませんか?


以前、私の夫も会社用の靴下はいつも同じものを購入しているので、次、穴が開いて捨てる靴下の片割れと合わせて履こうとする派でした。
そして、その生き残った靴下達を忘れてしまう。

そんな『穴が開いた片割れ靴下をコレクションする派』の方にお伝えしなければならない事があります。

穴が開いて捨てられた靴下の片割れは、生き残ったのではなく、穴が開く寸前の瀕死状態です。

右と左の靴下は、同じ回数履いて、同じ体重に耐え、同じ回数洗濯機で回されて、同じ時間を天日に干されています。
同じダメージ状態にあります。

速やかに心の中でお礼を言って手放してあげてください。

会社の飲み会で座敷に上がったら、靴下に穴が開いていた。
かかとが透けるくらい生地が薄くなっていた。

コロナ禍で会社の飲み会なんて無いと気を抜いてはいけません。

来る時、同僚の前で指先の穴を指の間に挟んで歩く。
なんて事になる前に、靴下をぜひ一度見直してみてください。

または紛失靴下をまた発見できるかもしれないと、いちるの望みにすがり、片方だけ取って置いている方はいませんか?

それも同じ事です。
行方不明2週間を過ぎた靴下は決して戻ってきません。そして取り置いた片方も忘れてしまう。

靴下はあなたの体を支えてくれる大切な『モノ』です。
靴下の枚数にもよりますが、ゴムの具合を考慮しますと、どの靴下もせいぜい寿命はワンシーズン。

最後にもう一度言います。
『靴下片方だけコレクション派』のみなさま、ぜひ片方靴下たちを速やかに心の中でお礼を言って手放してあげてください。

さらに、空いたスペースに新しい靴下2足ストックしてあげると完璧です♪