訪問片付けレッスンは、なぜキッチン?

訪問片付けレッスン(キッチン・5時間)
S様 夫婦共働き 
家族構成:旦那様、お子様2人(小学2年生、保育園)

片付けの仕事をしていて、よく聞かれる質問があります。
『家の中、どこから片付けたらいいですか?』

家全体を片付けたい!でもどこから手を付けていいかわからない!
私はこの質問にいつもこう答えてきました。
『キッチンをおすすめします。キッチンは家の要ですから。』

キッチンはどこの家にも必ずあり、
アイテムもキッチン用品と限られています。
だから迷いも少ないのです。

今回ご依頼いただいたS様。
共働きで奥様が仕事で遅くなる日もあるため、旦那様も炊事を含む家事をこなすご家庭です。

今回のご依頼理由は、
『家を片付けたい!』でした。
モノが多く、掃除がしにくい、疲れていて片付ける気力がない。
どこから家を片付けていいかわからない。

そうです!そうなったらまずキッチンです!


ということで


◆片付け箇所
 キッチン


◆困っていること
・食器棚
・食器棚下の食品庫
・冷蔵庫のお便り問題
・冷蔵庫横の木製の棚


◆レッスンポイント
・広いキッチンではないので、床置きを避ける
・同じアイテムの保有数を決める
・使う頻度で使いやすい高さに配置
 (旦那様は背が高く、奥様は小柄、お子さんたちはまだ小さく手が届く場所が限られています)
・学校、保育園からのお便りの保管方法を決める
・ネット注文の食品を管理する方法

最初に気になったのがこちら

もうお子さんが使っていない幼児椅子が調味料置き場になっていました。

【ここが重要!】
えっ?幼児椅子が調味料置き場?!なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外となんとなく最初に置いたからという理由で○○置き場となることはよくあることです。
今回はただ使わなくなった幼児椅子だっただけです。
ただなんとなく・・・していた習慣を今一度考え直してみる。
その繰り返しで片付けはどんどん進んでいきます!

調味料はシンク下に収まりました。

◆食器棚のビフォーとアフター
食器棚の上部に食器を全部入れていましたが、今回食器棚の一番使いやすい引出しに毎日使う食器とコップを収めました。
お子様は小さいと言ってももう自分で食器を出せる年齢。安全にそして子供でも簡単に出せる場所に食器を移動しました。

before
after

◆片付けを終えて
S様から、お子様がお手伝いをしてくれるようになった、と嬉しい言葉をいただきました。
旦那様も決めた場所に調味料を直してくれるようになったそうです。そして、うっかり旦那様がシンク上に調味料を出しっぱなしにしていても、定位置が決まっているので自分が直してあげることも苦にならないとおっしゃっていました。

キッチンは
『片付けで生活が変わることをすぐに実感できる場所』
だと私は思います。

家族のみんなが毎日使う場所
家族のみんなも使いやすさを実感できる場所

ぜひぜひ片付けるなら『キッチンから!』がおすすめですよ。