本当は使いたい食器

整理収納アドバイザーのスタッフ・モリです。
【訪問】片付けレッスンの事例を紹介します。

訪問片付けレッスン(キッチン・5時間)
◆N様 共働き
◆家族構成:旦那様、お子様3人(中3、小6、小2)

キッチンの片付けレッスンに行ってきました。
ご依頼主は受験生のお子さん、まだまだ手がかかる小学生の娘さんたちがいて
毎日の仕事と家事をこなす、とても忙しいお母さんです。

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※お写真掲載の許可をいただいております


作業の中で何度もN様から出てきた言葉があります。
箱に入ったままの食器を手に取っては
『本当はこの食器を使いたいのだけど…』
『本当はこの食器が好きなのだけど…』

実はいろんなお客様のお宅で耳にするこの言葉。
子供が小さいから割れるかもしれないと、陶器の食器を諦めている方がとても多い。

『ぜひ、使いたい食器を使いましょう!箱から食器を出しましょう!』
私はいつもお客様にこうお伝えしています。

プラスチックのお皿は落としても割れません。
プラスチックのお皿しか使ったことのない子供はお皿が割れるという事を実体験として経験したことがありません。

陶器のお皿は落としたら割れます。
子供に、大事なお皿は落としたら割れる。気に入っているお皿やコップは乱雑に扱うと割れる。だからこそ普段から大切に扱わないといけないのだと伝える必要があります。
けれど、それは突然身につくことではありません。
気に入ったお皿をうっかり割ってしまった経験が、モノを大事に扱うことへと繋がっていくと私は思っています。

今回N様は沢山のプラスチックの食器から本当に使いたい陶器の食器へとシフトしました。

上のお子様は中3男子。あと何年家族で食卓を囲めるのでしょうか。
忙しい中、家族のために毎日きちんと食事を用意しているN様。
美味しいご飯を、ぜひ気に入った食器で彩って頂きたいと思います。

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